「夕暮れと色彩」 / 詩

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もう
長い間 ずっと
夕方から明け方の夢ばかり見て
何時しか それが
当たり前になっていた

突然に
真昼の夢を見る
真昼の 真夏の夢を
川は再び地中に姿を消し
その先に海が開ける
そんな
見知らぬ街が帰路の夢
そこで僕は
空ばかり眺めていた
抜けるような
真昼の 真夏の空を

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僕は ただ心で感じたく
そこを 頭を使って色々考えたから
少々疲れたのかもしれない
飽和したように
響きや 色彩がくすみ
水底を覗き込むように
そこにあるものが 息を止めて静止している

循環
感応
表現
交感

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夕暮れ時に
世界が 温かく
柔らかな色に染められる
美しいはずの夏の夕べも
どこか色褪せて
短い間
この 世界を染め上げる色
天使の翼が包む そんな安寧から
僅かにはみ出したような気になって
しかし
そこに現れた美は
浸透し
何時しか エッセンスとなるだろう

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by tuchinoko-sha | 2017-07-29 22:16 | 文芸系 | Comments(0)