「二つの嵐」 / 詩

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雨で 煙ってた
嵐は最接近中で
雨音を聞きながら 静かにしている
あの人は 見事なディセンション
理不尽な もう一つの嵐は
様々を巻き込んで
僕は冷静という名の傘をさし
だんまりを決め込んでいる

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知らない間に
君が悪者にされていた
それが一番赦せないのさ
嫉妬と逆上とが
台風のように渦を巻いて
つまらない脅しには屈しないさ
僕は負けないよ
戦うつもりも無いけど
そんな下らないものでは
この胸の中の
愛の灯火は消せない
僅かに炎を揺らすことさえ
不可能だ

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あの時の写真を
時々 見返したりしている
切り取った 空や情景
また君が撮った 僕の後ろ姿
その背に レオの力を借りて
自分の心に素直に
真っ直ぐに見つめてられる尊さを
手のひらには パイライト
寄り添っていた時は
目が眩むほど 美しくて
そんな銀河の煌めきを 再び

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君のことを 護りたいよ
何も出来なくっても
この想いが
盾となりますように
冷静という名の傘をさして
二つの嵐の中
僕は 静かにしている
落ち着いた君の声を
静かに
思い出したりしている

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by tuchinoko-sha | 2017-09-17 22:51 | 文芸系 | Comments(0)