「道草の思ひ」 / 詩

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遠出して
日没前の川沿いを のらりくらり
いい夕陽が見れそうな気配

欄干に凭れて 草の香り
群れる草を見やり
ぼんやりと 物思ひ
どうしているかな 君
盗人萩の種子に気を付けて歩む
あれはしぶといからね
白い靴を汚しながら
こつこつと歩むよ

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一寸
予想していた日没に出遅れて
それでも 美しいさ
広く 色彩の妙が
一日の終わりを描く
暮れてゆく
何事も無かったかのように 淡々と
今日から明日に
切り替わる 支度
この僅かな 隙間のような時間が
静かで美しいのさ

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帰り道
川辺りからはみ出した
秋桜を ちょいと手折って
腕を振り振り
地道に 歩む
自転車もよし 徒歩もまたよし
金木犀の風を浴びながら
のらりくらりと物思ひ
初秋
今日も 道草

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by tuchinoko-sha | 2017-09-25 22:06 | 文芸系 | Comments(0)