2018年 11月 22日
「月と柑橘」/ 詩
まだ暑かった頃
夕べの空は おっとりと藍色に染まり
丸い柑橘の影絵を浮かび上がらせて
「ほら、あれだよ。君なら手が届くだろうに」
「届いても盗らないよ」
そう答えながら 君は含み笑いで
墨絵のような柑橘の下を
二人で通り抜けて行ったっけな
もう 色付いてきたよ
あれから月日は流れて
豊かな実りは ずしりと下がり
更に手が届きやすい塩梅
しかし君はまた
それでも盗らないと笑うだろうね
今朝の空は雨雲
肌に触れる空気も 更にひやりと感じて
どことなく物憂げで億劫な気配
しかし自転車で風を切り
雲も流れ 移り変わる気分と空模様
額縁で切り取ったような
南の空に印象的な眺め
力強い対比が 晩秋の頭上に広がり
鳥の鳴き声と菊の花が
季節の深まりを彩る
夜になると
満月を控えた月はいやに美しく
そう同じ事を思っていた君より 言葉が届く
「こんな日に会えたらいいのに」
僕は雨でも新月でも構わないよ
しかし こんな日には尚更
月が美しくて喜びが増す
「周りは風邪ばかり、君も気を付けて」
君の言葉は
そんな風に締め括られていた
僕が思うより
君はうっかりしがちで
本当にうっかり屋なんだと思う事が
しばらく前にもあったのだった
しかし君
何か忘れていないかい?
例えば
「誕生日おめでとう」
とか
月が美しくて
夜は
含み笑いで
#
by tuchinoko-sha
| 2018-11-22 23:22
| 文芸系
2018年 11月 21日
のらりくらり雑記(秋の色々編6)
皆さん、こんばんは( ΦωΦ )
いよいよ晩秋という気配を感じ始めるこの頃だが、今月の残りも少なくなってきた。
という事は今年の終わりも近付いてきているわけで、何だか「初日の出を何処に見に行くか」
とか言ってたのがちょっと前な気もするのに、またそんな事を思い出す時期になってきた...という事なのである(笑)。
そんな今夜は、また秋の色々シリーズでも📝
これは忘れていた写真なのだが、園でホワイトセージを収穫したあとは出窓にアレンジしておく。
良い香りがするし、きれいにパリッとドライになってくれるのである。
香りと言えば精油だが、時にはアロマバーナーを使ってみたり(100円ショップ由来)。
加湿器に入れるよりダイレクトに香りが広がるが、ロウソクが消えたり消したりする時のパラフィン臭が苦手だ。
ピンセットで消してやろうかしらん(笑)( ΦωΦ )🔥
こちらはそこそこ前に入手していた、ネパールのナチュラルなスティック香。
白は森ガールにお裾分けし、吾輩は緑のジュニパーをチョイス。
木や針葉樹の葉を燃やしたような香りか。
ハウスがちょっぴり寺っぽくなる感じであります(笑)。
そして紙で出来たパッケージには、ヒマラヤに育つ何らかの花の押し花がアレンジされているのだが、元はどんな花だったのだろう。
シンプルで美しいインセンスでありました。
ある日曜日、出窓から隣の建物を見ると、隣合う部屋の住人がまた犬を干していた。
...増えていた(笑)Σ(ΦωΦ)
日曜の朝は、出窓からの眺めに警戒&注目してしまう吾輩なのであった( ̄m ̄)プッ
新調したカーテンは正直派手である。
しかしふと我に返ると、このカーテンと同じフューシャピンクはハウスに他にもある事に気付いた。
朝陽で微妙だが、まずブーゲンビリア。
そしてゼラニウムのカリオペ「レッドスプラッシュ」。
そしてまだ咲いていないが、ベランダに居るシクラメンも確かこの手のピンクだったような気がするし、この色が特別好きなわけでもないのに集まっている気も...(笑)。
部屋に植物の緑があるからまだマシなんだと思うが、そうでなければ暑苦しいような気もする。
最近見たピンク系。
産直にて、微妙な色が雰囲気あって良いなと思ったカーネーション。
カーネーションは切り花でもかなり長持ちするから良いですな( ΦωΦ )
また美しいパープル系ピンクなコーラルビ。
カーテンの色は割とバリエーションがあり、ちょっとピンクがかった紫、このコーラルビがもう少し青みを帯びたような色もあったのだ。
そして吾輩はそっちと迷ったのだ(笑)。
今のは2m幅一枚なのだが、迷った色と今のピンク、その1m幅を一枚ずつにしても良かったかな...(どんな部屋やねん)。
そして今日、通りすがりの公園で目にした鮮やかピンク。
ダイヤモンドリリーと札が付けられていた気がするが、この手の花はとっくに終わった後だし、これは遅咲き品種なのだろうか?
めちゃ見頃に遭遇できて良かった。
足元の秋色。
ちまちま外から拾ってきた鮮やか落ち葉たちだが、ブッダの前に撒いているのであった(笑)。
今はカツラも数枚仲間入りしている。
こちらは今日撮ったイチョウ。
いよいよである( ΦωΦ )✨
紅葉の撮影も本番といった感じになってきたが、ここでのんびり構えてたら呆気なく落葉してしまうのである(笑)。
また雨にも気を付けねば。
秋色なジャケット。
これは全く着ていないのだが、インポートの店で買ったアウトレット。
多分...15年くらい前に買った気がする(笑)。
パッと見B品には見えないのだが、多分袖の裏地が長いのだと思う。
着ていて裏地が出てくるわけでもないからいいのだが、今までに何故か数回しか着ていない。
先日も一旦羽織り、出掛ける前に別の上着にチェンジした( ̄m ̄)プッ
デザインは好きなんだがなー、でも何故か着ないよなー...今年こそ処分?...いや、しかしなー...∞...という事を繰り返している、何だか存在が謎なジャケットなのであった(笑)。
秋色な梅干し(笑)。
夏に買った宮崎の椎葉村の梅干しもとっくに無くなったし、常々欲しいと思ってはいたのだ。
しかし思い出した時に見た梅干しは余計なものが入っていたり、またちょっと高かったりで
「ま、また今度...( ΦωΦ )」
を繰り返していた。
ある時賑わう街の八百屋の店頭に写真の梅干しを見付け、裏の表示を見ると原材料は「梅、塩」という真面目梅干しであった。
真面目というか、こういうのが本来の梅干しなのだが(笑)。
梅干しは個人的にシソが入っている真っ赤なのが好きなのだが、この梅干しは真面目仕様以外にも価格が魅力で350円であった。
和歌山県の農家の方が漬けられたそうな。
で、この際シソなど入っておらんでも良いわ...とばかりに買って帰る事に。
八百屋の兄ちゃんに梅干しを手渡し、
「お野菜はよろしいですか(・∀・)?」
「はい( ΦωΦ )」←素直な奴
とやり取り。
そうや、ここは八百屋やったなと思い直したのだが、この時は本来なら大根とかも欲しかったのだ。
しかし書類を持って役所に向かっている途中であり、カバンも大根が飛び出しそうなサイズだったので止しておいたのであった( ̄m ̄)プッ
「夜のインチキナッツ」な一枚(笑)。
ボウルの中身はミカンとキンカンだが、キンカンはまだ出始めたところだろうか。
出始めの果物はちょっと高いイメージだが、このキンカンは何故か安かったのだ。
丁度
「あー、最近ビタミン補給してない気が(´ΦωΦ)」
と思っていた時にスーパーで見掛けたキンカンだったのだが、ひと袋100円だったのだΣ(ΦωΦ)
思わず二つ買ってしまった。
まん丸ではない、なんかミステリアスなキンカン(笑)。
しかししばらく酸味のあるものを食べていなかった気がするのだが、完熟してないものを一つ食べて
「ぎゃー(ΦдΦ)!!」
とその酸味による刺激に驚く吾輩(笑)。
二つ目からは慣れたが、体調により感じる酸味の強さも変わるとか聞くし、やはりビタミンが足りてなかったのかもなと思ったのであった。
小粒なのに刺激的であった(笑)( ΦωΦ )🍊
そんなこんなの秋の色々6。
ラストは先日撮った一際鮮やかに張り切っていたモミジをば🍁
アディオス( ΦωΦ )ノ
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by tuchinoko-sha
| 2018-11-21 23:16
| 雑記系
2018年 11月 18日
のらりくらり雑記(海編12)
皆さん、こんばんは( ΦωΦ )
今日は晴れて過ごしやすい日曜日だったが、後半は段々曇ってきた。
明日は雨とか聞いたが、もし降れば何だか久しぶりの雨のような気もする。
そんな今夜は海編でも📝
この記事だが、写真だけ貼って下書き保存していたのだが、保存した日付は10月の頭だった(笑)Σ(ΦωΦ)
いつかの海、天気は良かった模様。
下書き保存している記事を眺め、どの記事を消化しようかと思っていたのであるが、この海編をすっかり放置していた事に気付いたのだった。
例えば↑こんな写真を見ても何を書こうとしていたのか記憶に無く、保存した頃の自分はこの写真に何かコメントしたかったんだな...みたいな。
もうそんな記憶あやふやな写真ばかりなので、覚えている事以外はざっと流していきたい(笑)。
紹介し忘れた海絡みの写真も残っているし、それらは出来たら「2018海ダイジェスト版」として来月にやりたいと思っている( ̄m ̄)プッ
寄せる波。
ざざざざ...
ばっしゃーん🌊
もう一丁。
ざざざざ...
ばっしゃーん🌊
「ざざざざ...」の時の臨場感も良いし、「ばっしゃーん」の極まって解放されるようなエネルギーも心地よい。
そういや、この海編ではエネルギーに関する話題を書こうとしていたようで、その話題に纏わる写真が貼られていた(他人事かよ)。
今年は人生初の霜焼けになったのだが、その原因は海であった。
強風吹き晒す真冬の海でビーチコーミングに興じており、手袋が邪魔でしていなかった...という身から出た錆な理由(笑)(´ΦωΦ)
あれは治るのにめちゃ時間がかかったし、今年は手袋をしようと思っている。
あの「いつかの日本野鳥の会手袋」を海用にしようかな( ̄m ̄)プッ
あの真冬の海の半端ない寒さを思うと今から身が引き締まる思いだが、もう風が砂を巻き上げながら容赦なく吹き付け、大阪湾をふらついているのに気分は日本海である🌊
そんなに寒けりゃ行くのをよせばいいのに...という話だが、海水は冬が一番美しいのではないかと思うのだ。
海浜植物の様子見的観察やら(地上部はほぼ無いが)、信号も電線も何も無い開放感のなかでの徘徊、四方八方からの潮風は天然のクリアリングでもあり。
ま、冬の海は美しいのだ(笑)( ΦωΦ )フッ
ある時、太陽がとてもエネルギッシュに感じた。
めちゃくちゃ眩しいからよそ見して適当に撮る事はよくあるが、この時は太陽にピントが合ったかのように周りがぼんやりしていた。
周りだけ古~い写真みたいな気配でユニーク。
その強烈な太陽の光で、オマケに指先の光をば。
今のスマートフォンのカメラはこれが撮りにくいのだが(レンズの位置的に)、しかしこの日はギラギラしたような光が撮れた。
砂浜には、こんなでっかい木の根が漂着していたりも。
ある時、海に流れ込む川を眺めていた。
川と海がいよいよ合流する地点は昔から何故かエキサイトするのだが、そこには「どちらでもない柔軟性」とか「どちらでもある可能性」、また「どちらでも良いようなこだわりのない自由」的なエネルギーを感じて吾輩は血が騒ぐのである(〃ω〃)🔥
ここはそんな魅力的なポイントの手前、まだギリギリ川的な場所。
天気が良くて水がキラキラしており、ちょっとした段差を落ちる水が作る気泡を撮って遊んだりしていた。
ここにしばらく居るといつも感じる事がある。
川のちょっと上辺りから...それは上流と言うほど上ではないのだが、とにかくそこらから川の流れに乗ってナニカがスーッと近寄ってくるのである(笑)Σ(ΦωΦ)
感じる気配からするに、それは古く悲しみを含んだエネルギーなのだ。
自然由来と人が混じったような、人なんだけどそれだけでもないような、土地のエネルギーも含んでいるような感じだろうか(大体この街は悲しみのエネルギーを感じる)。
そしてこの時も気配を感じながら無視し、しゃがんで水を撮って遊んでいた吾輩。
もう無視も出来んから立ち上がって移動し、数歩進んでエネルギーを振り切れてない事を知る(笑)。
「わっ、着いてきたでΣ(ΦωΦ)」
とりあえず開けた場所に移動し、ふと頭に浮かんだ銀龍に
「ちょっとー、このエネルギーいらんから取って~(´ΦωΦ)......(((( ΦωΦ ))))ブルッ」
と依頼して身震いする(笑)。
クリアリングが行われた時、不必要なエネルギーが外れたユニークなサインとして、ゾクッとしたり身震いしたりというものがある。
サインというか反応というか。
この時もすぐ反応があり、
「さんきゅー( ΦωΦ )ノ🐲」
と思いながらまた水辺に近寄る吾輩であった(笑)。
ここは先程の川の一部だが、もう海がすぐそこに迫った地点である。
何処かで返り咲いていたのだろうか、フジの花みたいな花びらが流れ着いていた。
この頃園でもフジが返り咲いていたので、どっかで咲いたヤマフジが川を流れてきたのかも?
先程の水辺のエネルギーの話だが、海の街でもこの辺りはそのようなエネルギーをよく感じる。
ある時何となく調べたら、ある二つの勢力が争った場所であったらしかった。
その勢力の違い、時代の違い、争いの規模の違い...など色々あるとしても、日本中にこのようなスポットは点在していると思う。
またこの水辺付近の場合、血筋的に吾輩は片方の勢力と縁があるので、そこらへんに意味があるのかも知れぬ。
縁がある方、いわゆる「味方」側のエネルギーが寄って来た場合
「おっ、こいつは我々と縁があるな。おい、そんな所で遊んでる場合か( `・ω・)」
とかで、逆に「敵」側のエネルギーだった場合
「むっ、装束は怪しいがこやつは敵の残党ではあるまいか( `・ω・)?」
...とかなんだろうか?
正直迷惑である(笑)。
しかし、そんな彷徨える存在はまだまだおるんやなーと思うし、だからといって寄って来られてもどうにも出来んし、しかし知らんだけで吾輩は落ち武者を数名引き連れて徘徊してるのかも知らん(;゚;ж;゚;)ブッ
時を超えたピクニック...🌳
吾輩の周りでは争いは認めませぬ(笑)( ΦωΦ )✨
揉める奴は、パワーアニマルのユニコーンの角で尻を突いてもらうからな(笑)🦄
しかし思えばこの一年、どうもそっち絡みの場所ばかりウロウロしてるようなのだ。
海編なのに、吾輩は何の話をしてるんや(笑)。
ある時のハマゴウ。
セイヨウミツバチが訪問中でありました🐝
ハマゴウの存在に初めて接したのは数年前だが、今年は仲良くなれて嬉しい(*ΦωΦ)
松から射し込む陽射し。
松林はとても心地よい松のエッセンスを含んだ風が吹き抜けるが、松の若干甘みのあるような爽やかな香りは最高である。
ソーダの気泡がさわさわと弾けるような、どことなくレトロな雰囲気も感じたり。
松林の下草たち。
猫じゃらし、ピンク系のが可愛らしい。
またいわゆる月見草かな?
この手はどれも似て感じるし、個人的に同定がややこしいのであった。
そんなある日の海帰り。
ある時は石を土産に持ち帰った。
水に濡れている時と乾いた状態では表情は変わるし、濡れている時は海に居た時と同じくイキイキとして見える。
植木鉢のアクセントにしたりして、我が家では土と水とご一緒してもらっている。
そしてある時、台風の際に高潮によりすっかり砂に埋まってしまった波打ち際の辺り。
きっと様々な貝殻も漂着していたのだろうが、とにかく砂に埋もれて地形も変わってしまっていたのだ。
台風後に歩いており無意識にふとしゃがんだ吾輩、手が勝手に動いて足元の石を掘り始めた。
...現れたのは「キラキラ石」だった(;゚;ж;゚;)ブッ
今まで見付けたなかで一番のサイズ。
出窓に飾っているが、今もよくキラキラしている。
そんな、よく分からん海編であった🌊
アディオス( ΦωΦ )ノ
#
by tuchinoko-sha
| 2018-11-18 21:53
| 海系
2018年 11月 17日
のらりくらり雑記(森林公園余話編)
皆さん、こんばんは( ΦωΦ )
今日は予報では曇だったのだが、ほぼ晴れな感じで得した気分であった(安上りな奴め)。
キラキラと秋の陽射しも眩く、何となく何かが起こるのだろうなという確信じみた気配を感じたりも。
それは個人レベルではなく、皆に対しての出来事のようだが、それが可視・不可視かは抜きにして、後から思うととても美しいと表現出来る...的なニュアンス。
よく分からんながら、自転車で走りながらそんな気配を感じていた吾輩であった(笑)。
そんな今夜は、ちょっと前に記事にした森林公園の余話などを記したい📝
ちょっとしたオマケ的な記事である。
森林公園はとても広いのだが、園内マップ的な地図看板がそこかしこにあるわけではないし、適当に歩いていたら同じ場所をぐるぐるしていたりも(笑)。
もう大体こんなもんかな?と思っていたら何処に続くかも定かではない通路に出て、それは斜面を登る緩やかな長い階段状の道であった。
道を登りきると公園の外の道路に出たのだが、再び街路樹のモミジバフウが目に鮮やかだった。
これは一際色付いていた木。
で、道なりに歩いていると大きな神社があるようで、せっかくなので寄ってみようとする。
手水の口は変わっていて竹だった。
そしてこちらをチラ見して山を登っていく野良犬を見たが、首輪をしていないこの辺りのハウスの犬だったのかも?
しかし「野良!」という雰囲気だったし、もし野良犬だとしたら見かけたのはめちゃくちゃ久しぶりな気がする。
野良猫はそこら辺にゴロゴロしてるのに(笑)。
皆さんも余り野良犬は見かけないのではないだろうか?
神社の本殿のようだった。
違うルートで神社から出る事にする。
方向音痴のくせにチャレンジャーだが、単に元来た道を戻るのが面白くないというか、億劫だと言いましょうか...(笑)。
で、別のルートから出ると行きに降りたバス停とは違うバス停があった。
どうやらここを通るバスでも帰れそうだし、とりあえずどっか駅に停まってくれたら何とかなるだろう...というアバウトな事を思う吾輩。
降りたバス停以外に発見したバス停はこれで二つ目だったが、もうここから乗って帰ろうと決めた。
しかし時間表を見て驚く。
この時昼だったのだが、10~14時頃までバスは来ないらしかった(笑)(°д° )エッ…?
吾輩は一体どんな場所に居るのだろうと思ったが、それ以外の時間帯もバスは一時間に一本だけだった。
もうバスが来るなら帰ろうと思っていた吾輩、いきなり二時間近く暇になって困惑する(笑)(´ΦωΦ `)
周りは何も無く、道路にもろくに信号が無いような片田舎的な場所であった。
そんな場所で道に迷うと吾輩は大変な事になるので、変に曲がらないようにバス停からの一本道を彷徨い始めた(笑)。
また神社に出会う。
小さな森っぽい雰囲気の神社であった。
もう周りには他に何も無いし、ウロウロしても迷う率が上がるだけな気がする。
そんなわけで神社にお邪魔したが、めちゃこじんまりとした神社でお参りもすぐに終わってしまった...(笑)(´ΦωΦ)
木々を見たり、光が美しく感じられるスポットで写真を撮ったりして時間を潰す。
しかしユニークなエネルギーを感じる神社だったし、何となく再訪しといた方がいいような気がする場所でもあり。
まさに木しか無い空間だったが、森林公園より木々の香りや気配を身近に感じられたような気がしたのだった。
結局神社でしばらく過ごしたが、特に何をするわけでもなく時間を潰し、半ば放心しながら木々の香りを嗅いでいたのやも知れぬ。
吾輩は日常的に、気付いたら放心しているのであるが、履歴書に「趣味・徘徊 特技・放心」とか書いてみたいわー(笑)( ΦωΦ )✨
で、神社からバス停まで一旦戻り、森林公園の道路からすぐ入った辺りをうろつく。
フジがたくさん生えていたが、ここは初夏美しい眺めが楽しめるかも。
しかし再びこの場所に辿り着く自信は無い(笑)。
ポツポツとノギクが叢を作っていた。
ノコンギクだろうか。
前のハウスではノコンギクの苔盆栽をやっていたのが懐かしい。
そしてバスにはまだ早いがバス停に戻ることに。
民家のカキ。
秋らしい眺めであった。
改めてバス停を見ると、そこには停留所の看板(?)があるわけだが、それが三つくらいあった。
行先の違うバスが三つここを経由する...のでは無く、バスは多分一つしか来ないのに、あの「ここがバス停である」と示している看板が複数あるのだ。
一体どれが本物なのだろうか...(´ΦωΦ `)?
とりあえずベンチと屋根付きの一番立派な看板前に落ち着く事にしたが、ふと気配を感じて振り向くとベンチ裏に猫さんが現れた。
毛繕い中、ちょっと微妙だがハート型にも見える柄がラブリー。
天気が良かったし、陽射しが眩しくて暑くて眠たくなってくる。
ニャンコも同じようだった( ̄m ̄)プッ
バス停前にはめちゃ立派なコスモスが植わっており、それらを見て時間を潰す。
ようやく来たバスだが、待機していた場所ではなく、雨晒しでちょっとボロボロっぽい看板の前に停車してビビった(笑)Σ(ΦωΦ)
なのでいそいそとそちらに向かい、無事乗車して「降りる時にピッ!」をやり、帰路についた吾輩なのでありました(笑)。
おまけ。
時々前を通る町の神社。
ある日通りすがりに寄ると、ご神木横のハゼの木がガサガサ揺れており、見るとカラスが一羽何かをしていた。
どうやら実を食べているようだったが、ナンキンハゼと同じく蝋燭の原料になるのだろうか?
「美味しいん( ΦωΦ )?」
と思いながら眺めていたのだが、ハゼの紅葉は鳥居の色みたいで美しい。
鮮やかな和の色と言った感じである。
カラスが突っついて落としていたので、幾つか拾って持ち帰ってきた。
...よく被れなかったなと後から思った(笑)。
神社の近くで目にしたのは、木の下の方に生えていた立派なサクラ葉。
これはサクラにしたらなかなかのサイズかと。
そしてあちこちでドングリも実っていた。
そんな実りも、今はころころと落ち葉に混じって地面に秋の彩りを添えている。
ま、そんな森林公園余話とおまけであった。
アディオス( ΦωΦ )ノ
#
by tuchinoko-sha
| 2018-11-17 23:37
| 雑記系